流通業のトップコンサルタントとして活躍するIさんのキャリアと独立。
大手小売業からキャリアスタート
四大の商学部を卒業して、大手小売会社に就職しました。もともと管理部門でバックオフィスのスペシャリストになりたいと考えていましたので、希望通りの就職が出来たと思います。
ただし、新人の頃は現場を知ることが必須ですので、販売員として徹底的に現場仕事をこなした20代でした。その後2度新店舗の立ち上げに携わり、ようやく念願の本社勤務が叶いました。そこでは主に在庫管理、販売管理を経験したのちに人材管理に携わりました。その後、医療業界に転進します。
医療+物流コンサル
医療における物流部門は病院経営を支える重要なサービスです。医療機器の輸入や検体の輸送、温度管理、滅菌、24/365対応はもちろんのことセンター業務全般、病院全般の物流など広範囲をカバーする必要があります。私が携わった案件も複数ありますが、医療材料・医療機器購入のコストダウン、電子カルテ導入や院内物流業務改革を実現することが出来ました。
通販・物流事業の立ち上げ
知人からの誘いがあり、次に転職した先は大手通販会社でした。オフィス用品を主軸の商品として扱っていたのですが、新たに医療関連の商品を扱いたいという要望があったのです。
ここでは医薬品や医療機器通販の事業立ち上げを行いました。完全ゼロベース発進でしたのであらゆる面で自らの手を動かすことになります。コンサルタントとして様々な手法・方法を元に頭をつかうのも非常にエキサイティングですが現場仕事はいつでも楽しいものだと感じさせられましたね。私の現場第一主義はこういった経験から成るのだと思います。
流通コンサルタントとしての活動
現在は流通系コンサルタントとして主に業務改善、流通改革などのコンサルティングを行う傍ら、これまでの経験から得た活きた情報を、より多くの業界人に共有するための活動を続けています。
コンサルタントに求められるは成果です。プロフェッショナルである以上、より短期間で多くの成果を求めらることは当然のことで、更に期待値を大きく上回るコンサルタントであり続けられるよう精進していきたいと思います。