【ひな型付き】フリーランスコンサルタントの職務経歴書の書き方


フリーランスコンサルタント 職務経歴書
読了目安:10分


フリーランスコンサルタントとして成功するためには、職務経歴書が欠かせないツールとなります。職務経歴書は、クライアントに対して自分のスキルや経験を的確に伝えるための重要な書類です。
特にフリーランスとして働く場合、競争が激しく、自己アピールの機会が限られているため、職務経歴書の質が成功を左右します。

この記事では、フリーランスコンサルタントが職務経歴書を作成する際に押さえておきたいポイントや、避けるべき注意点を詳しく解説します。さらに、高単価・長期の案件に参入するための戦略として、専業エージェントの活用方法も紹介します。職務経歴書の重要性を理解し、効果的な作成方法を学ぶことで、あなたのフリーランスキャリアを一段と飛躍させましょう。

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目次

      1. 1.フリーランスコンサルタントの職務経歴書が重要な理由
      2. 2.職務経歴書で必ず押さえたいポイント4点
      3. 3.職務経歴書でやってはいけないこと4点
      4. 4.高単価・長期のフリーランスコンサルタント案件に入るなら専業エージェントへ登録しよう

1. フリーランスコンサルタントの職務経歴書が重要な理由


  1.  

    1.1 ドキュメント作成能力を試されている

    フリーランスコンサルタントとして成功するためには、職務経歴書の作成能力が重要です。これは単なる書類ではなく、自分の能力や経験を的確に伝えるツールだからです。
    クライアントは職務経歴書を通じて、あなたのドキュメント作成能力を評価します。この能力が高ければ、プロジェクトの報告書や提案書などの作成も期待されるため、職務経歴書の品質が直接評価に影響します。

    例えば、あなたがITコンサルタントとして多くの成功したプロジェクトを持っていたとしても、それを職務経歴書に適切に記載できなければ、その実績は評価されません。
    クライアントはあなたの職務経歴書を通じて、具体的な成果や実績を見たいと考えています。詳細なプロジェクト内容や成果を明確に示すことで、クライアントに自分の価値を伝えることができます。

    1.2 スキルがあっても土俵にのらない


    いくら優れたスキルを持っていても、それを職務経歴書で適切に表現できなければ、クライアントの目に留まることはありません。
    特にフリーランスコンサルタントは競争が激しく、自分をアピールする機会は限られています。そのため、職務経歴書は自分のスキルを的確にアピールするための重要なツールです。

    具体的には、あなたの専門分野や特化したスキルを強調することで、クライアントはあなたが求める人材であるかどうかを判断しやすくなります。
    例えば、PMOコンサルタントであれば、プロジェクト管理における具体的な成果を強調することで、クライアントに対してあなたの価値をアピールできます。

  2.  


    2. 職務経歴書で必ず押さえたいポイント4点


    2.1 “何でもできる人”は避ける


    「何でもできる人」として自己紹介するのは避けましょう。クライアントは特定のスキルや経験を求めているため、自分のもつ専門性を強調することが信頼性につながります。

    例えば、あなたがITコンサルタントとして働いている場合、特定のプラットフォームや技術に特化した経験を強調することが有効です。
    AWSの専門家であれば、AWSを使用した具体的なプロジェクトや成果を強調することで、クライアントに対してあなたの専門性をアピールできます。
    このように、特定の分野での実績を強調することで、クライアントはあなたが求める人材であることを確信できます。


    2.2 Wordで作成する


    職務経歴書をExcelで作成するのは避けましょう。Wordを使用することで、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。Wordはフォーマットやデザインの柔軟性が高く、見やすく整った職務経歴書を作成するのに適しています。

    Excelはデータの管理や分析に適していますが、職務経歴書を作成するためのツールとしては不適切です。Wordを使用することで、フォントやレイアウトを自由にカスタマイズでき、プロフェッショナルな見た目の職務経歴書を作成できます。
    例えば、箇条書きを使用して情報を整理したりすることで、クライアントに対して読みやすく、分かりやすい職務経歴書を提供できます。


    2.3シンプルな構成・内容を心掛ける


    情報不足は避けるべきですが、過剰な情報も避けるべきです。シンプルで分かりやすい構成を心掛け、重要なポイントを明確に伝えることが大切です。具体的な実績や成果を簡潔に記載し、読みやすさを重視しましょう。

    職務経歴書は、クライアントがあなたのスキルや経験を迅速に理解するためのツールです。シンプルな構成を心掛け、重要なポイントを強調することで、クライアントに対して効果的に自分をアピールできます。

    例えば、各職歴ごとに役割、期間、成果を明確に記載し、読みやすく整理することが大切です。また、箇条書きを使用して情報を整理することで、クライアントは迅速に必要な情報を見つけることができます。このように、シンプルで分かりやすい構成を心掛けることで、クライアントに対して効果的に自分をアピールできます。

    確実に記載したい内容としては、以下5点です。

    • 案件の期間(ex2020/4~2024/3)
    • 案件の規模【プロジェクト規模(人月)自社メンバー数ベンダー数】
    • ポジション
    • 担当業務
    • 実績と取り組み


    2.4 経歴は日付最新順で記入する


    職務経歴書の経歴は、最新のものから順に記入するのが一般的です。これにより、クライアントは直近の経験やスキルを簡単に把握できます。最新の情報が最も重要であるため、これを優先的に記載しましょう。

    例えば、最近参加したプロジェクトや最新の職務経験を最初に記載することで、クライアントはあなたの現在のスキルや経験を迅速に理解できます。
    また、最新の情報を優先的に記載することで、クライアントはあなたが最近どのようなプロジェクトに関わっていたのかを把握でき、あなたのスキルや経験が現在の市場ニーズに適しているかどうかを判断しやすくなります。


    3. 職務経歴書でやってはいけないこと4点


  3. 3.1 測れない実績アピールとコミュニケーション力押し


    具体的な成果や実績が測れない曖昧な表現は避けましょう。また、コミュニケーション力を過度に強調するのも避けるべきです。
    実際のプロジェクトでの具体的な成果や数字を示すことで、より信頼性の高い職務経歴書を作成できます。

    例えば、「コミュニケーション力が高い」という漠然とした表現ではなく、「プロジェクト管理ツールを使用して、チームメンバーとの円滑なコミュニケーションを実現し、プロジェクトの納期を短縮した」といった具体的な成果を示すことで、クライアントはあなたのスキルをより具体的に理解できます。このように、測定可能な成果や具体的な実績を強調することが重要です。


    3.2 装飾機能の多様


    職務経歴書に過度な装飾は不要です。シンプルで見やすいデザインを心掛け、過剰な色使いやフォントの変更は避けましょう。内容が重要であり、デザインはそれを引き立てるものであるべきです。

    例えば、カラフルな背景や過剰なフォントの使用は、職務経歴書の読みやすさを損なう可能性があります。シンプルな白背景と統一されたフォントを使用することで、情報の伝達がスムーズになります。また、強調したいポイントには太字を使用し、視覚的に重要な情報を目立たせることが有効です。このように、シンプルなデザインを心掛けることで、職務経歴書の内容を効果的に伝えることができます。


    3.3 機密情報の記載


    クライアントやプロジェクトの機密情報を職務経歴書に記載するのは避けましょう。これは契約違反となる可能性があり、信頼性を損なうことになります。適切な範囲で情報を提供することが重要です。

    例えば、プロジェクトの具体的な内容やクライアントの名前を記載するのではなく、業界やプロジェクトの種類を示すことで、具体的な情報を提供しながらも機密情報を保護することができます。「大手金融機関向けのシステム開発プロジェクト」といった表現は、クライアントに対して具体的な情報を提供しつつ、機密情報を守ることができます。


    3.4 経歴・資格の詐称と実力以上のスキル記載


    経歴や資格を偽ることは絶対に避けるべきです。実力以上のスキルを記載するのも問題です。信頼性を保つためには、正確な情報を提供し、自分のスキルや経験を誇張しないことが大切です。例えば、持っていない資格を記載したり、経験していないプロジェクトを経験したと偽ることは、クライアントとの信頼関係を損なうことにつながります。また、実力以上のスキルを記載することで、実際のプロジェクトで期待に応えられない可能性があります。正確な情報を提供することで、クライアントに対して信頼性をアピールできます。



    4. 高単価・長期のフリーランスコンサルタント案件に入るなら専業エージェントへ登録しよう


  4.  

    4.1 IT系のフリーランスコンサルタントエージェントならBTCエージェント


    高単価・長期のフリーランスコンサルタント案件に入るためには、専業エージェントに登録するのがおすすめです。特にIT系のフリーランスコンサルタントエージェントであるBTCエージェントは、多くの高単価・長期の案件を提供しています。また、プロフェッショナルなサポート体制が整っており、案件の紹介だけでなく、契約の交渉やプロジェクトのサポートも行っています。このようなサポートを受けることで、フリーランスコンサルタントとしての成功をより確実なものにすることができます。

    例えば、BTCエージェントを通じて紹介される案件は、クライアントとの信頼関係が既に構築されており、高い確率で成功する可能性があります。また、エージェントのサポートを受けることで、契約の交渉やプロジェクトの管理もスムーズに進めることができます。このようなサポートを受けることで、高単価・長期の案件に参加しやすくなり、フリーランスコンサルタントとしてのキャリアをより確実に築くことができます。

 

執筆者:H.S

H.S

BTC Agent SCNとして、登録者向けのアドバイザリーをチームリード。現況のスキルを問わず、10年後のキャリアを見据えた人向きのHRコンサルティングに精通する。ITのみならず戦略・マーケティング・新規事業に至るまで幅広くサポート。

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