自分のやりたいことをやり続けるためにフリーランスになった
自分のやりたいことをやり続けるためにフリーランスになった
会社員として働いていると、その中で役割を求められ、本来やりたい仕事に集中できない場面もあり、思うようなキャリアを描けていないと焦りを感じることもあるかと思います。 フリーランスという働き方では、自分で仕事を選べるため、今の自分にどういう経験が必要ということを考えながら、スキル・キャリアアップを目指すことができます。 今回は、自分自身のスキルアップのためにフリーランスに転身したS.Nさん（35）にお話しを伺いました。
目次
思い描くキャリアが遠のいていく不安感から、フリーランスを決意
Q.フリーランスコンサルタントになる前は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか。
A.元々大手システム開発企業の下請け企業に就職しており、コーディング業務をメインとしてテスト工程、運用保守等の対応をしておりました。 5年ほどSEとして経験を積み、プロジェクトによってはリーダー的なポジションを任されることも増えました。徐々にクライアントからの要望に対し、「こうした方が絶対いい」と思う場面が増え、言われたことをこなす立場にやきもきした気持ちを抱えながら仕事をする期間もありました。 自分自身が提案できる立ち位置に付けばいいのではないか？と思ったのはこの時で、同時にコンサルタントへの転身も考えるようになりました。
Q.そこからフリーランスになった経緯を教えてください。
A.もちろん、当時勤めていた会社で出来ることをやろうという気持ちはあったので、プロジェクト異動をお願いしたり、自分の目指したいキャリアを上に伝えたりはしていました。ただ、当時の環境は人手不足ということもあり、現状の自分の仕事を代わりにできる人がいないといった理由などで、キャリアチェンジするには時間がかかりそうでした。また、チームの管理側の仕事も増え、自分のやりたい仕事からどんどん離れていると感じ、フリーランスという働き方を調べ始めました。
Q.フリーランスになることに対して、不安はありませんでしたか。
A.もちろん収入面や仕事面で不安はたくさんありました。 ただ、現在はフリーランスという働き方も増えてきていますし、制度も整ってきていると思います。サポートいただけるフリーランスエージェントもたくさんあるので、まずはプロに相談しようと思い独立前から何社か相談しに行きました。 BTCエージェントもその中の一社で、まだ独立前でしたが、とても親切に相談に乗っていただけました。フリーランスになりたいと思った経緯や希望条件などを聞いてもらい、どのような案件があるか伺うことでより具体的にフリーランスになった後のことをイメージすることができました。
フリーランスと正社員のギャップ
Q.フリーランスになる前と後で、何かギャップなどは感じましたか？
A.案件が決まらなかったらどうしよう、収入面で今より生活レベルが下がったらどうしようと不安は尽きませんでしたが、思ったよりも、いいギャップのほうが多かったです。当初の目的としていた自分のやりたい仕事をする、ということに関しては、希望をなるべく叶える形でBTCエージェントが案件を紹介してくださり、会社員の時よりも業務に集中できていると思います。
Q.フリーランスとして働いてみて感じたメリットとデメリットを教えてください。
A.メリットでいえばやはり一番は自分のやりたい仕事が出来ているというところです。仕事はモチベーションが大事と考えているので、やりがいをもって仕事をできているということは幸せに感じます。自分の時間に余裕ができ、私生活が充実してきたこともメリットの一つです。また会社員時代と比べると、会社の方針に縛られることもなくなり、人間関係のストレスも薄くなったなと感じます。 デメリットとしては、会社を離れてしまったので、思ったより相談できる相手が少なくなってしまったというところですかね…。コロナということもあり、人との出会いが極端に少なかった部分もあります。 人それぞれだとは思いますが、自分にはこのフリーランスという働き方が肌にあっていたなと実感しています。
自分自身の軸をもって、後悔しないキャリア選択を
Q.最後に、フリーランスに転身したいと考えている方に向けて一言お願いします
A.独立してフリーランスになる、というのはとても勇気のいることだと思いますし、いざ実行しようとすると踏みとどまってしまうかもしれません。まずはフリーランスエージェントなど、プロに相談してみると具体的なイメージを持つことができるかと思います。フリーランスになって何を叶えたいのかを軸にもって、後悔しないキャリア選択ができることを願っています。
