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コンサルティングの手法としてメジャーな事項をいくつか挙げていきます。
ここで紹介する手法は重要事項でコンサルティングをしていくうえで必須スキルといっても過言ではありません。
それぞれ簡単な例を出して、記載していきます。
改善・改良や構成の見直しという点で、解決目標に繋がらなくなったときなど
コンサルタントが物事を考えるときのフレームワークの一つとしてゼロベース思考という考え方があります。
ゼロベース思考とは、業界や組織、会社の風潮などを全て取り払い、客観的事実に基づき一から考え直す思考方法のことです。
コンサルタントとしてゼロベース思考は良く使う手法です。
●これまでの価値観、習慣、常識を取り払うこと
●考えるうえで明確な目標設定をすること
●なぜ、日本の少子化は止まらないのか?
現状のことを考えつつも客観的に見ると様々考えは出てきます。
・まだ遊びたいなどと結婚する人が少なくなってきているから
・育児が嫌で、面倒と感じる人が多く結婚を視野にいれない人が多くなってきているから
・晩婚化が進んでいるため
・共働きが多く、子作りする暇がないため
・コストが多くかかるため、貯蓄するのに時間がかかる
物事を構造的に捉え、漏れなくダブりなく考えることをロジカルシンキングと言い、
複雑な事象を捉え、さらに考えるときにコンサルタントが使う手法の一つです。
複雑なものを単体で何段階にも分けつつ、ピラミッド構造上にしていくことで、複雑なものもしっかりと全体が見えてきて、考えを整理することが出来ます。
また、単体にした物事に対して考える際に漏れなく、ダブりなく(MECEという)考えることが重要になります。
●複雑なものを複雑なまま考えようとせず、段階的に分けて考えること
●MECEを意識して考えること
●ある単語を段階的に分けて考えます
《学生》
小学生・中学生・高校生・大学生
これはMECEではありませんね。
ダブりは無いものの漏れがあります。専門学校生や高等専門学校生も学生です。
《通勤手段》
徒歩・バス・電車・車・自転車
これもMECEではありません。
ダブりが発生しています。車とバスは同じ通勤手段になります。
上記のような、ざっくりと纏められている単語は段階的に分けることが出来、
それと加えてMECEを意識する練習にもなります。
答えが分からないものに対して考え、分析し「こうなるのではないか?」と考えることを仮説思考と言い、
実際に立てた仮説を検証することで再度新しい仮説を立てることが出来ます。
仮説は使い捨てで良く、上記を繰り返すことで分からない問いに対して早く答えにたどり着くことが出来ます。
分からない問いにいきなり調査をしても大量のデータが集まるのみで、なんの分析も出来ない可能性があります。
コンサルタントは仮説を立てることでより効率的に答えに近づいていきます。
●分からないことに対していきなり調査を掛けないこと
●何のデータも見ず、出来る限り自分で多くの仮説を立てること
●ガソリンの価格低下
【4週連続で値下がりしたあと、横ばいをはさみ、6週連続で値下がり】
①事実認識
ガソリンの価格下落が続いている。結果的に右肩下がり
②分析・洞察
大震災の時も価格の上下変動があり、この後は上がるのではないか?
③結論・アクション
今のうちにお金、ガソリン共に貯蓄しておく
ニュースなどを見ていて、少し気になることも上記のような仮説思考を立て良い練習になります。
ITコンサルタントの仕事として重要なスキルは、クライアントが抱えている問題・課題を見つけ解決策を提示する力です。
「ゼロベース思考」「ロジカルシンキング」「仮説思考」の論理的思考能力がコンサルタントにはなくてはならないものです。
また、クライアントを説得するために多くの人を納得させるアプローチも必要になります。