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コンサルティング業界コラム

Column

コンサルティングの仕事内容

一口にコンサルタントと言っても、仕事の範囲は非常に広く、また、その内容や方法は多岐に渡ります。コンサルタントは、自分のより得意とする守備範囲を持ちつつも、様々なプロジェクトに関われることが必要です。すなわち柔軟性と応用力を求められると言えます。

ポジションによるコンサルタントの違い

アナリスト

新卒入社したコンサルタントは一様にこう呼ばれるでしょう。専門知識が求められない仕事を中心にしながらも先輩・上司に帯同してクライアントとのコミュニケーションやプロジェクトの進め方、コンサルティング法などをみっちりと叩きこまれます。他にも情報を集めたり、分析した上で資料への落し込みなども行います。紙を書いては差し戻され、改善と修正を繰り返してコンサルタントとしての成長を促されていきます。

コンサルタント

プロジェクトの中心メンバーとして実務の大半をカバーする役回りと言えます。評価が高く、入社後半年でコンサルタントになる人も一定数存在します。後輩アナリストの面倒もみながら最も多くのタスクをこなす役回りとも言えるでしょう。基本全てのコンサルワーキングを自身の範囲でこなしながらも、重要なポイントではプロジェクトのメンバーや上司とレビューやディスカッションを行い、より洗練されたアウトプットを作り上げます。

マネージャ

プロジェクト責任を持つ管理者のことを指します。全体を俯瞰し、ヒト・モノ・カネの資源の管理、スケジュール・進捗の管理、クライアントマネジメントを行います。プロジェクトを活かすも殺すもマネージャ次第です。 全体の方針決め、業務の割り振り、役割・権限の設定をし、最終的にはプロジェクトを成功(=より高い利益を得る)させる必要があります。

業界によるコンサルタントの違い

銀行/証券など金融業界におけるコンサルタント

経営/財務/投資/ファンド/M&A等の領域でコンサルティングを求められる業界です。それぞれに高い専門性が求められます。また、カテゴリーも幅広く、戦略コンサルティング、会計・リスクコンサルティング、ITといった領域に裾野が広がります。

製造/物流業界におけるコンサルタント

実際に工場・拠点などの現場におもむき、ものづくりとそれに関わる流れを最適化、改善することが求められます。 コンサルティングの方法としては、各種生産方式の適用、品質管理が適切になされているか、工場内のレイアウトが最適か、生産・在庫・購買の計画に誤りが無いかといった事が挙げられます。また、物流システムの更改、コスト削減、輸送品質の向上や料金最適化、物流センターの配置が適切になされているかなどをコンサルティングします。

官公庁コンサルタント

中央省庁や地方自治体を対象に、税務、雇用・労働、貿易、交通といった社会インフラを支えるシステムの開発や運用を支援します。更にサービス提供の領域を細分化すると、提案依頼書(RFP)作成支援、ベンダー選定・評価支援などがあり、専門的な知見を求められます。また、政府調達支援として、調達計画策定、調達仕様書作成、資料招請/意見招請、見積取得、評価基準書作成、提案評価等の支援を行うこともあります。

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