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コンサルティング業界コラム

Column

コンサルタントの収入ってどれくらい?

コンサルタントの収入は業種や会社の規模によっても変わる

コンサルタントとの年収といっても、ITコンサルタントや戦略コンサルタントといった業種の違いや、大手か否かといったことによっても年収が変わります。
ITコンサルティングファームとは、アクセンチュア、アビームコンサルティング、IBM、野村総研に代表されるようなITを切り口に顧客のビジネス・経営に関わるコンサルテーションを提供する企業を指します。

ITコンサルティングファームは、世間一般の平均から見るとかなり高収入の部類に入ります。

しかし、ボーナスが出なかったりするので、戦略コンサルティングファームや大手総合商社と最終的にはあまり変わりません。
比較すると外資系投資銀行はやはり一段階レベルの違う収入と言えます。

外資系コンサルタント企業はなぜ高収入なのか

外資系企業全体の平均年収は800万円以上が相場と言われており、中には年収5000万円を超えるような社員もいます。
一方、日本全体で見ると、年収1000万円を超えるのは全体の4%に過ぎず、年収2000万円をもらう人はわずか0.4%しかいません。
年功序列が崩れ、格差が広がっていると言われる近年においても、日本のサラリーマンの給与にはあまり極端な差はないといえます。

年収2000万円というと、外資系では金融、コンサルティング会社のマネージャークラス。
製造業の30歳前後の社員でも年収1000万円を超えている人はめずらしくありません。
投資ファンドなどではキャリーボーナス(成功報酬ボーナス)で億単位の報酬を受け取ることもあります。

では、どうして外資系企業はそんなに高い報酬を与えるのでしょうか?
それは、少しでも優秀な人材を確保して、日本支社で一気にビジネスを拡大させたいからです。

異国の地でビジネスを展開すること自体が大きなリスクを背負うことになるため、優秀な人材に高い報酬を用意することは不可欠と考えられているのです。

報酬が高いぶん、退職金もなく、徹底した成果主義で非常にシビアなのも外資系企業の特徴です。

能力さえあれば20代で年収1000万円稼ぐことも夢ではありませんが、 一方で、結果が出せなければ何年働いても年収は上がらず、最悪の場合年収ダウンもしくは突然解雇ということもあり得ます。

本社の時間に合わせて仕事をすることもあるため、生活が昼夜逆転してしまったりします。

入社2〜3年の参考事例

1位:外資系投資銀行
年収:800万円(ITコンサル:ベース650万円+ボーナス)(大手商社:ベース360万円+ボーナス+残業代)
月収:65万円
2位:戦略コンサルティングファーム
年収:850万円(ベース700万円+ボーナス)
月収:70万円
3位:ITコンサルティングファーム、大手総合商社
年収:800万円(ITコンサル:ベース650万円+ボーナス)(大手商社:ベース360万円+ボーナス+残業代)
月収:65万円

投資銀行も戦略コンサルティングファームも大手総合商社も、入社難易度は非常に高いです。
チャレンジングな仕事ができる、グローバル、高収入等のイメージが学生に広く知れ渡っていることで、志望者が多いことがその原因です。

上記に比べ、ITコンサルティングファームは比較的入りやすいです。
業務内容がつかみづらかったり、「理系じゃないと出来ない仕事が多そう」などのマイナスイメージが先行しがちで、採用人数に比べて志望者が少ない穴場と言えます。

もちろん活躍する人は20代で1000万を超えますが、なかなかマネージャークラスになれずに辞めていく人が最近多いようです。
入社時点の年収は相当高いので、給料を真の志望動機に置いている人は一度受けてみても良いかもしれません。

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