自身の希望を叶えつつも年収がエンジニア時代と比較し2倍に
私は高等専門学校を卒業後、大手システム開発企業の下請け会社に就職しました。
ある程度の基本技術は身につけていたので、開発業務には抵抗なくすぐに入り込むことが出来ました。
初めの3年間はコーディング業務をメインとしてテスト工程、運用保守対応をしておりましたが、その後、要件定義や設計フェーズからも任されるようになりました。
それからはSEとして経験を積み、プロジェクトによってはリーダーやマネージャーのポジションで業務を遂行してきました。
顧客からの要望が多々あり、要望によっては「こうした方が絶対良い」というものもありました。
下請けで業務をしていたので、そんなやきもきした気持ちを抑えながら仕事をするしかありませんでした。
提案を自分がしていけば良いのでは?と考えたのはこの時で、同時にコンサルタントへの転身も決めました。
28歳の時、会社での異動希望も出しましたが、簡単にその希望は通らなかったため、退職しフリーのコンサルタントとして仕事をしていくことにしました。
フリーとして初めの仕事はシステムに明るいPMOとして、ベンダーコントロール、進捗管理、構成管理などの仕事で、フリーコンサルタントの方と共に仕事をしてきました。その方から、手法などを学び私もコンサル業務を担当する機会も多くなってきました。
現在も、大手コンサルティングファームから仕事の依頼を受け、良い点・悪い点を洗い出し顧客満足に繋がる提案をしております。
会社に所属しSEとして仕事をしていた頃の年収と比較すると今の年収は約2倍にもなり、コンサルタントとして仕事も出来ているのである程度は満足しています。
ただ、現在のスキルではまだまだ満足していないので、今後もより良い提案を心掛けIT業界に大きく貢献できるコンサルタントになりたいです。
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